キャッシングの利用をするとなった際には、まずは借り入れ先を選ばなければなりません。消費者金融で借りるとしても、大手にするか審査基準が異なる中堅どころにするかをまずは検討をすることとなります。
それ以前にそもそも消費者金融で借りるのか銀行で借りるのかも決める必要があり、どのような目的でキャッシングの利用を行うのかによって選び方も大きく変わってきます。
一般的に早くに借りたいのであれば消費者金融、多少は日数がかかっても低金利で借りたいのであれば銀行と考えられていますが、最近では銀行のカードローンキャッシングも手続きが早くなっているので、消費者金融とそこまで変わらないスピードで借りられるようになってきています。
これまでのように単純に早くに借りたいなら消費者金融、金利を抑えるなら銀行といった選び方はできなくなってきているとも言えるのです。
とは言え、返済時の負担を考えて金利を重視した借り入れ先選びであれば、銀行でのカードローンキャッシングを利用することは間違っていません。やはり銀行は消費者金融と比べて上限での金利でも数パーセントは低くなっているので、金利を第一に考えた借り入れ先選びなら銀行です。
上にも挙げたように銀行は消費者金融と早さの面でそこまで変わらないようになってきており、それでいて金利が低いとなれば消費者金融を選ぶ理由がなくなっているように感じられますが、デメリットがないわけではありません。
それは審査の基準で、銀行は金利が低く条件に優れる分だけ審査に通りづらく、アルバイトやパートといった方では借りられない可能性が高いです。対して消費者金融はカードローンの審査基準を見ても分かるように銀行よりも利用がしやすいので、審査に通るのであれば銀行は消費者金融よりも大きく勝っていると言えます。
当然のことではあるのですが、銀行の審査回答や融資対応が早くなってきている現在のキャッシングサービスは、どうしても優れた点だけ見て銀行への申し込みをしてしまう方が多いです。申し込みをしても審査に通らないと意味が無いので、自身の現状をしっかりと見た上で銀行への申し込みが適正かを考えるようにしましょう。
決して金利は低くない消費者金融ですが、利用の仕方によっては返済時の金利負担をいくらか減らせます。初回の借り入れ時に適用されることの多い無利息サービスで、一定期間内の利用であれば金利がかからないため、返済時の利息負担がなくなります。
30日間の無利息とするサービスを提供している消費者金融が多く、その間であれば金利が17.8％でも18.0％でも金利がかからないので、一回目の返済時には利息はかかりません。支払った金額は手数料などを除くと丸々借り入れ残高にあたるので、次回以降の返済時の利息も軽減できます。
無利息サービスの適用には一定の条件が設けられている場合がほとんどですが、多くの消費者金融では簡単な条件を定めています。例えば大手消費者金融のプロミスではメールアドレスの登録とWeb明細の利用登録と簡単な条件で30日間の無利息キャッシングが利用できるので、消費者金融で早く借りつつ金利負担を抑えたい方も安心です。